大会コンセプト

大会コンセプト:歳寒松柏

今回の大会コンセプトは、「歳寒松柏」です。読みは「さいかんしょうはく」。これは 、『論語』の子罕から抜粋した「歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るることを知る。」に由来した四字熟語です。寒く厳しい季節でも、松や柏はいつまでも緑を保っている様子をあらわしており、「逆境で厳しい状況でも志を抱き続け失わない」という意味を持ちます。また、子罕は孔子が魯に戻った晩年の体調を崩したあたりのことを門人との語りの中で記したものです。その点から「危機に瀕して人は初めてその真価がわかる」という意味でとらえることもできます。

AJMUNは日本の参加者にとっては 1年の最後として年末に行われる締めくくりの全国大会です。普段の研究会会議よりも議題や担当国 、そして自分自身と向き合う期間が長く、また様々な バックグラウンドを持つ参加者とともに臨む大会は切磋琢磨しながら成長し 、刺激や達成感に満ちて満足のいくものであると感じる人が多いと思います。しかし、その刺激や達成感を得る過程には、壁にぶつかること、そしてそれを乗り越えるため苦しみ闘うことなど厳しい状況を経験することもあると思います。コンセプトには、そのような厳しい状況においても自分を信じ、冬の寒さに負けず葉をつける松や柏のように強く美しくたたずみ、歩みを止めないでほしいという願いを込めました。